アフターコロナになってしばらく経つが、自分はまだテレワークメインで仕事している。恐らく、まだしばらくはテレワークできそうなので、ちょっと不満があったモニターをアップグレードすることにした。
要件と選択肢
自分の場合は、会社貸与のWindows Mobile PC (HP EliteBook G830)がメインである。幸にしてThunderbolt対応端子がある。なので、モニタの拡大するのと、ケーブルをUSB-C 1本にすることを今回実現したかった。
モニタに対する要件としては、
- ウルトラワイド (UWQHD):解像度より並列表示できる作業面積が重要
- USBドッグ機能:USB-C接続で、USB機器、USB PD、イーサネット、HDMI、音声出力などがまとめられること
- KVM (必須ではない):2台繋げられて切り替えやPBP/PIPできると便利
である。
候補として挙げたのは、
- LG 34WQ75C-B (本命)
- JAPANNEXT JN-IPSC34UWQHDR-C65W-H
- Philips 346B1C/11
- Dell S3423DWC
であるが、トータルで見てLGが一番だったので、34WQ75C-Bを選択した。
www.lg.com
接続確認
映像、音声出力
まず、Windows PC (Intel UHD Graphics) がきちんと3440 x 1440 の解像度で出せるか不安だったのだが、HDMIでもあっさり認識された。次にUSB-C (DisplayPort Alternate Mode)でも表示できたのでOK。
(できない場合、インテル グラフィックスコマンドセンターとかで出力解像度を変更する必要があったかも。)
充電
USB PDで充電できることを確認。PCは45Wなので十分。
周辺機器
の接続を確認。
アプリ
LGのアプリ、OnScren Controlもインストール。画質調整や、ウィンドウ分割をアプリから制御できる。これも便利。
未確認 (USB-Bケーブルが要るため)
私物のMacbook Airも接続したが、USB-Cを付け替えるだけで、Windowsと同じ機器環境で使える。便利過ぎる。
残念な点
この手のUSBハブ モニターの中身は同じようなデバイスだと思うんだが、内部のハブがUSB2.0っぽい。トポロジーをツールで見た感じではそう見える。したがって、USB3.0端子に繋いでも、ギガイーサーでも480Mbpsに律速されると思われる。速度が必要であれば、PCに直に繋いだほうが良さそうである。
まとめ
今回実現したかったこと、作業画面の面積拡大、USBドッグ機能が実現できたので、満足である。電源アダプタ、LANケーブル、トラックボールやキーボードなどを接続しないで済むし、接続するPCの変更が容易になったし、PBPもできるだろう。
解像度が特殊なので、オンラインでの画面共有の際は解像度をHDに変更するという手間が要るが、微々たるものだ。狭い机の人にこそ、ウルトラワイドモニターはおすすめである。